加齢黄斑変性症とは
加齢黄斑変性症は、米国を始めとする欧米先進国において、成人の失明原因の第一位であり、 国民の注目度も高い目の病気です。 病名が示すとおり加齢が原因ですので、年を取れば誰にでも起こりうる病気です。 日本でも、近年の高齢者人口の急増に伴って、患者数が増加しています。
PDT(光線力学的療法)
当院では、加齢黄斑変性症に対する黄斑下手術を積極的におこなってまいりましたが、 これに加えて光線力学的療法 "PDT" による治療を、平成16年10月より開始いたしました。
PDT は、光に反応する薬剤を体内に注射した後に、病変部にレーザーを照射する治療法です。 網膜に損傷を与える従来のレーザー光凝固術と比べ、網膜へのダメージが少ない治療法です。 日本では平成16年5月に認可された新しい治療法です。 ビスダイン療法とも呼ばれます。
抗VEGF療法
加齢黄斑変性症にみられる脈絡膜新生血管の成長を活発化させるVEGF(血管内皮増殖因子)の作用をおさえる薬剤を眼内に注射する治療法です。 そのひとつがルセンティスです。ルセンティスによる薬物療法は、導入期と維持期があり、導入期では、 月1回ルセンティスを眼内に注射することを3回繰り返します。その後の維持期は、症状によって注射をしたり、光線力学療法と併用したりします。
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