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院長通信

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コロナの学び

39県で緊急事態宣言が解除されました。皆さんの頑張りが確実に今回の解除につながっています。本当にありがとうございます。

まだ、コロナの終息には時間がかかりますので気を緩めることなく、私たちの務めに引き続き集中しましょう。


人は気づかないうちに「先読みした悲しみ」を感じ、時にその悲しみに支配されると言われます。

「先読みした悲しみ」とは、実際には起こっていないのに、この先、こんな悲しいことが起こるのではないか?大切なものを失うのではないか?と仕事をしながら家事をしながら漠然と感じる感情です。

このマイナス感情には、打ち消そうと力むのではなく、プラスの感情でバランスを取ることが大切です。

コロナで浮かぶ先読みの悲しみには、コロナから得た学びのプラス感情で調和するのが良いと思います。

今回のコロナ対応で、真生会は多くのことを学んでいます。

一番は、利他の心の大切さ、そして、その「温かさ」です。

 ・最前線にいる私たちに次々と届く声援や物資
 ・何かできることはないかと防護具を手作りしてくれる多くのスタッフ
 ・コロナが心配だったけど来て良かったと感謝してくださる患者さんの笑顔
 ・コロナがあったからこそ気づかされた医療の原点

皆さんは何を学びましたか。ひとりひとりのコロナの学びをぜひこれからも書き留めてこの難局に向き合って行きましょう。

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