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院長通信

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今日から始める少しの努力

活動方針の2「職員の幸せを実現しよう」には幸せを待つのではなく、
幸せを目指し各自で取り組もうという意味もあります。

幸せを感じるために大切なことが自己肯定感です。
ありのままの自分を認め、自分を褒める感覚です。

今回はその3つのポイントについて

1、できたところに注目する

 つい出来ていないところに心が向きがちですが、できたところを
 見つけましょう。見つけるためには見つけやすくすること。
 自分の成長のためにやりたいことをいくつか書き出します。
 目標のようなことです。毎日あるいは週に何回か、続けたいこと
 あるいは期限を決めて成し遂げたいこと。
 それを確認し頑張った自分を褒めましょう。

2、視点を変える

 コップに半分の水が入っています。
 「もう半分しか水が残ってない」(ネガティブ思考)
 「まだ半分も残っている」(ポジティブ思考)
 半分の水という一つの事実なのにどう考えるかで出てくる感情も
 異なります。ポジティブに考えたいところですが、人は人類発生の
 太古からネガティブ思考を優先させることで生存して来ました。
 甘く考えていては命の危険への対応が遅れるからです。
 つい出てくるネガティブ思考をポジティブに変えるには努力が必要
 です。
 辛いことがあった時
 → なぜ自分ばかり・・・
  → これを糧に成長しよう 

3、心のコントロール

 ネガティブ思考にうつろい気味な心をポジティブに保つには心の
 訓練が有効です。マインドフルネスはその一つ。
 スマホなどの影響で私たちの頭の中は情報が常に交錯しカオスの
 状態になっています。何かに集中しようとしても雑念が湧き、
 集中できず、仕事の効率も悪くなります。
 マインドフルネスは自分の今に集中し心を休ませる方法です。
 簡単なところでは自分の呼吸に集中する方法があります。
 初めは雑念が出てすぐに邪魔されますが、その度に意識を呼吸に
 戻すことで心を正しい位置に整える力が高まります。


「本能以外は訓練である」(司馬遼太郎)

 九九も水泳も訓練によって自然にできる自分になれます。
 ぜひ今日から少しの努力を始めてみてください。

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