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院長通信

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仕事の意味づけと成長

医療が守る命が尊いからこそ、私たちは全力を尽くすことができます。

命はなぜ尊いのでしょう。
生命の尊厳について、様々な説明や学説があります。

もっとも一般的なのは、人間であること自体に尊厳があるという考え方です。
老若男女、たとえ認知症となっても尊厳は変わりません。

真生会では、さらに人生の意味付けの中に尊厳を見る考え方を付与したい
と考えています。

「人が自分の人生に価値を認められた、その時初めて人生は尊厳をもつ」
                     (アルント・ポルマン)

「『人間のいのちの尊厳』とは『生まれてきて本当によかった』と思えるよう、生を全うすることができるために守られるべき尊いもののこと」
                     (森岡正博)

人生の意味づけというとテーマでは大きいので身近なテーマにしましょう。

皆さんは自分の仕事の意味付けはできていますか。

「意味」には、あることの内容を説明する言い換え表現というだけではなく
意義、重要性という概念が含まれています。

自分の仕事の意味付けを言い換えると、自分の仕事の意義、重要性と言えます。

すべての仕事には意義、重要性がいくつもあります。真生会の理念を通し
考えると、自利利他の精神に叶っているほど重要性は増します。

つまり「私のできる抜苦与楽」です。私はこの仕事を通し、どんな苦しみや
課題に向き合い解決し、幸せを届けられるかということです。

それがハッキリ自覚できるだけで実行する前から幸せとやりがいを感じ
られます。

ぜひ自分の仕事の意味付けを行ってください。日々月々年々、それは深く
なって行くはずです。それが本当の意味での成長です。

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