医療福祉大学卒業
2023年入職
- 父が薬剤師、母が看護師という医療一家(?!)で育ちました。最初は母と同じ看護師を考えたのですが、どうにも血が怖くて(笑) 他にも、スポーツ好きだったから理学療法士への道も考えました。
進路選択で医療関係の仕事をいろいろ調べていた高校生の時、ケガで眼科に通うことになった小学生の頃のことを思い出したのです。「そういえば、とても優しく接してくれた人がいたな」と。その人が、視能訓練士さんだったんです。そうだ、この道へ進もうと。 - 実は当院、全国的に名を知られた先生もいらっしゃって、「眼科」関係の人の間ではけっこう有名な病院なんです。大学の先生もご存じで、実習の時「君に合うと思うから行ってみないか?」と勧められたんです。
- 3つの病院に実習に行きましたが、当院は明らかに違っていました。通常は、次々と必要な検査をして先生の診療へと引き継いでいきます。しかし当院では先ず、患者さんを視能訓練士が接遇し、簡易問診を行い、その上で必要な検査を経て、先生へと引き継ぎます。視能訓練士が患者さんと向き合い、愁訴を聞くなどのコミュニケーションを必ず行う。ここが決定的に違いました。人が人に向きあう、そのことを大切にしている病院だなと思いました。
- 患者さんと話すと、患者さんってどうしても先生には少し距離を置かれるんですね。「先生は忙しそうだから、こんなこと言うのは申し訳ない」みたいに。実際はそんなことないんですが…。その接点に、私たちがなって患者さんひとりひとりの状況や希望、思いを聞いて先生につなげる。そういう「人に優しい」診療スタイルが、徹底して実行されていました。
- 患者さんへの接遇と、視力検査をメインにやっています。今後はロービジョンケアやレーシック/ICL手術、斜視など専門性が高い検査もできるように習熟していきたいと思います。
- 視能訓練士としては、上で言ったような専門性の高い検査を行っており、そのための設備機器が充実していること。それと当院では20数名の視能訓練士がいるのですが、これだけの人員を抱えている病院は珍しいのではないでしょうか。
- 私自身、待ち時間などが不安で、かつては病院が苦手でした(笑)患者さんに寄り添い、少しでも不安を払しょくし、受診して良かったと思われるような、そんな病院にしていければと思います。
- この病院は、人が温かい、優しい。何かが違う。その違いは、一度見学に来ていただければ、きっと分かると思います。医療人としても人間としても、尊敬できる人も多い。ぜひ一度、足を運んでください。