医療法人真生会 真生会富山病院

いみず総合診療専門医 研修プログラム 活動レポート

2025年2月17日(月)

シンガポール探訪記(前編)

【画像】シンガポール探訪記(前編)

【前編】
シンガポールというと、口から水を吹き出すマーライオンが有名ですね。人口はシンガポールの大阪市と同じ570万人。中華系、マレー系、インド系など、さまざまな民族が暮らしています。

■トラブルも旅のスパイス。手続き完了でホッと一息!
富山空港からの直行便はないため、成田空港から出発。シンガポールまで約7時間かかります。シンガポールの格安航空会社「scoot」を利用しました。エコノミークラスは手荷物が10kgまでで、預入荷物は別料金と後から気付きましたが予約がうまくいかない!何とか手配できて一安心でした。

2024年8月現在、日本人がシンガポールに入国する際にビザは不要ですが、入国3日前から当日までにMyICAというアプリに入国情報を入力する必要があります。入国審査はアプリで認証が済んでいれば専用の機械でパスポート、指紋、顔写真を読み取るだけ。あっさり終わってホッとしました。

■シンガポールのお金の話
シンガポールの公式通貨は、シンガポールドルです。シンガポール国内ではショッピング、レストラン、公共交通機関など、ほぼすべての場所でシンガポールドルが利用できます。ただ多くの場所でクレジットカードも使用可能なため、旅行中現金が必要になる場面はありませんでした。

■地下鉄でホテルまでスムーズにGO!
宿泊先のホテルはチャイナタウンにありました。空港からホテルまで、シンガポールの地下鉄(MRT)で移動です。支払いはタッチ決済に対応していて、クレジットカードをかざすだけで乗車できます。切符を買う必要がなく、とても便利でした。チャイナタウン駅に到着し、異様に速いエスカレーターを上り、旅行者にはオアシス的存在のスマホ充電ステーションを横目に、ようやくシンガポールの地に降り立ちました。最高気温は31℃でしたが日本ほど暑くない印象。同じ日、富山は35℃を超えていたそうなので、日本の夏を乗り切れるなら熱帯でも過ごせそうです。

荷物をホテルに置いてから会場の下見に出かけました。会場は「ラッフルズ」というシンガポールの中心的エリアにあります。バスで移動しました。バスもクレジットカードのタッチ決済が使用可能で、乗車時と降車時にカードをかざすだけ。降りるときは日本と同じようにブザーを押して知らせる仕組みでした。地下鉄もバスも非常にリーズナブル。10回ほど利用しましたが、最終決済額はたった1,709円でした。夕食はチャイナタウンの中華料理店で済ませ、最終日にお土産を買うお店をチェックしてから、翌日の発表に備えて早めに休みました。
(後編に続く)

【画像】機内食:Black Papper Beef with Rice:黒コショウ肉と米。日本語訳だけ見ると、どんな料理やねん、と突っ込みたくなるが、スパイシーなビーフシチューが米に掛かっているイメージ。米は東南アジアのパラパラしたもの。ハヤシライスとカレーの中間のような感じか。日本にはない味だが、まずまず美味しい。
機内食:Black Papper Beef with Rice:黒コショウ肉と米。日本語訳だけ見ると、どんな料理やねん、と突っ込みたくなるが、スパイシーなビーフシチューが米に掛かっているイメージ。米は東南アジアのパラパラしたもの。ハヤシライスとカレーの中間のような感じか。日本にはない味だが、まずまず美味しい。

【画像】シンガポールの入国前に入力する、MyICAというアプリ
シンガポールの入国前に入力する、MyICAというアプリ

【画像】シンガポールの魅力を詰めこんだ写真スポット(?)側面から撮っているのは、正面に白人のオジサンが立っており、「ちょっと…」と声を掛けづらかったから。
シンガポールの魅力を詰めこんだ写真スポット(?)側面から撮っているのは、正面に白人のオジサンが立っており、「ちょっと…」と声を掛けづらかったから。

【画像】日が沈む直前のChina Town
日が沈む直前のChina Town

【画像】地下鉄の禁止ポスター。シンガポールは規則が厳しい国として有名。飲食禁止、タバコ禁止、可燃物禁止の横に、ドリアン禁止と書かれている。飲食・タバコ・可燃物持ち込みは、罰金が規定されているが、ドリアンには規定がないようである。禁止されるほどの匂いを持ちながら、多くの人が引かれるドリアンとは、どんな果物なのか。今回の出張中、食べられなかったのが心残りである。
地下鉄の禁止ポスター。シンガポールは規則が厳しい国として有名。飲食禁止、タバコ禁止、可燃物禁止の横に、ドリアン禁止と書かれている。飲食・タバコ・可燃物持ち込みは、罰金が規定されているが、ドリアンには規定がないようである。禁止されるほどの匂いを持ちながら、多くの人が引かれるドリアンとは、どんな果物なのか。今回の出張中、食べられなかったのが心残りである。

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