
2025年4月14日(月)
Johns Hopkins大学、公衆衛生大学院研修プログラム、京都プログラム(第2回)
3月17日から22日まで、京都で大学院の集中講義を受けて来ました。
大学院を卒業する為には、Capstoneという発表を行う必要があり、今回の集中講義は、その為の、研究計画書を作ることがテーマでした。
臨床の中で起きた疑問(Clinical Question)を、研究可能な疑問(Research Question)に書き直し、実行可能にしていく作業です。
午前中に講義を受け、午後から自分の研究計画書を発表し、ブラッシュアップをしていく、という形で5日間の日程は進んで行きました。
研究テーマは、重要なことか、実行可能か、倫理的かなど、複数の観点から吟味します。過去の研究をAIの助けを借りてリサーチし、研究を行う意義を叙述します。DAGという、因果関係、交絡因子などを図示化するツールを用いて、調整すべき交絡因子を同定します。研究の介入因子、Outcome、交絡の測定法を同定し、要約研究計画書の前半が完成します。
個人的には、Randomized Control Trial以外でも、因果関係についてある程度推定出来る、という、因果推論という考え方に、惹かれました。
私の同級生は、全部で9人いるのですが、普段オンラインで講義を受けている為、中々会う事が出来ません。同級生と直接会って近況を語り合い、親交を深める良い機会となりました。
京都は、20年ほど前、総合人間学部の学生だった時に、過ごした懐かしい土地です。今回宿泊地が、京都大学のすぐそばの、紫蘭会館という所であった為、夜には学生時代に通った銭湯や、ラーメン店に行き、学生気分を満喫しました。
トップの写真は京都大学医学部キャンバスに咲いていた花。元々総合人間学部の学生だったため、医学部キャンバスをゆっくり歩くのは、初めての事でした。
大学院を卒業する為には、Capstoneという発表を行う必要があり、今回の集中講義は、その為の、研究計画書を作ることがテーマでした。
臨床の中で起きた疑問(Clinical Question)を、研究可能な疑問(Research Question)に書き直し、実行可能にしていく作業です。
午前中に講義を受け、午後から自分の研究計画書を発表し、ブラッシュアップをしていく、という形で5日間の日程は進んで行きました。
研究テーマは、重要なことか、実行可能か、倫理的かなど、複数の観点から吟味します。過去の研究をAIの助けを借りてリサーチし、研究を行う意義を叙述します。DAGという、因果関係、交絡因子などを図示化するツールを用いて、調整すべき交絡因子を同定します。研究の介入因子、Outcome、交絡の測定法を同定し、要約研究計画書の前半が完成します。
個人的には、Randomized Control Trial以外でも、因果関係についてある程度推定出来る、という、因果推論という考え方に、惹かれました。
私の同級生は、全部で9人いるのですが、普段オンラインで講義を受けている為、中々会う事が出来ません。同級生と直接会って近況を語り合い、親交を深める良い機会となりました。
京都は、20年ほど前、総合人間学部の学生だった時に、過ごした懐かしい土地です。今回宿泊地が、京都大学のすぐそばの、紫蘭会館という所であった為、夜には学生時代に通った銭湯や、ラーメン店に行き、学生気分を満喫しました。
トップの写真は京都大学医学部キャンバスに咲いていた花。元々総合人間学部の学生だったため、医学部キャンバスをゆっくり歩くのは、初めての事でした。