看護専門学校卒業
2006年入職
- 高校時代に仏教に触れ、命の重さを知り、それから医療に携わる職業に就きたいと思うようになりました。
同じ時期に父の入院もあり、毎日面会に通う中で、いつも出会う患者さんに「いつも挨拶してくれてありがとう。それだけで元気がでるよ」と声をかけられたのがきっかけで看護師になりたいと思うようになりました。 - 仏教がきっかけとなり医療職を志したので、仏法精神を理念に掲げる当院がピッタリきました。
また当院の清掃が行き届き花や絵画が沢山あるロビーを見て、素敵な病院に違いないと思いました。 - 患者さんのためなら「何でもあり」という職場の風土に驚きました。
患者さんのためになることなら思いつきでも何でも行う、他には無い親切な病院だと驚きます。
このことは裏を返せば、毎日の仕事はめまぐるしく忙しく、渦の中に巻き込まれるような感じです。
医療の根本を見失わないように、嵐の中で踏ん張って立っているような気がします。 - 内科病棟でチームメンバーとして勤務しています。
三交代で勤務し、入院患者さんの安全を守り、治療の手助けと生活の援助を行っています。
チームの一員として、与えられた仕事を確実に行い、患者さんの変化にいち早く気付き対応することが仕事です。また、患者や家族の希望を支えることも役割だと思っています。
チームワークが大事なので、笑顔と挨拶でチーム内の風通しを良くすることも大切です。
忙しいと表情が怖くなることがありますし、やるべきことをうっかり忘れてしまう場合もあります。しかし辛い時こそ「和顔愛語」を実践すること、専門職として完璧な仕事ができるように努力・工夫を続けていくことが課題です。 - 患者さんのご家族に頂いた手紙が宝物です。
手紙には、私に出会えて良かったという内容と、患者さんの娘さんが私を見て「看護師になる」と進路を決めたと書いてありました。
私でも少しは患者さんやご家族の力になれるのだと感じることができる手紙です。
自信がなくなって落ち込んだ時に、私を元気付けてくれます。 - 患者さんの命を守るために「変化に気がつく感性」を身につけることに必死です。本を読んだり、オンデマンド研修を受講したり、日々担当する患者さんと真剣に向き合っています。
また、自分が辛い時でも患者さんに親切に接するためには、「何のために看護師になったのか、自分がここで働きたいと望んだからここで勤務している」という「揺るがない芯」のようなものが必要です。そのため「今日一日頑張るのは何のためなのか」と、自問自答するように努めています。 - 医師の手足となって患者さんの苦しみを出来る限り除くことに加え、入院生活も患者さんと家族の希望に沿ったものになるようにと努めています。
心がけていることは、患者・家族の立場なら今どうして欲しいだろうかと考えながら看護を実践することです。
また、精神的にも落ち込んでいる患者さんに「元気になって欲しいです、生きていて欲しいです」と「念=気持ち」を込めてケアをしています。 - 深夜勤務明けの日、四階のデイルームから見る朝焼けの景色は素晴らしいです!!
目の前に立山連峰のパノラマが広がり、立山の頂から太陽が顔を出すと、真っ青な街並みを一瞬で明るくしていきます。富山県って、真生会病院って、素晴らしい!!と思う瞬間です。
病室の窓から見える広大な田園風景も、ここは北海道なのかと思うような景色です - 複数の科をみる複合科の病棟なので、ひとつの科を極めたい人は、まず専門性の高い単科の病棟を持つ病院へ就職すると、より良いかもしれません。
しかし、当院でも医師はそれぞれ専門の医師なので分野ごとに学べることは、心がけ次第で山程ある、と思います。
真生会富山病院は、人のために尽力したい!お金は二の次!というような熱い志のあるかたにピッタリな病院です。 ※お給料が少ないという意味ではありません!!