富山で暮らす

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富山の良さを旅の人に聞いてみた
こういうのがね、人間らしい暮らしだと思います。
兵庫県出身 外科医師 本多正治

外科医師 本多正治

仕事と生活

ああいう暮らし、よくやってたな、と

大阪の大学を卒業して、神戸や大阪市内の病院に勤務していました。
卒業した大学の関連病院を人事異動であちこちと・・・、まあ一種の転勤族ですね。
職場まで郊外の自宅から1時間少しかけて通勤。
仕事を終えて帰宅は毎晩11時過ぎ。
子供の顔は寝顔しか見たことがなかった。当時はそういうのが当たり前でした。
今から思うと「よくやってたな」と(笑)。

家族と一緒に夕食ができる生活

富山に来たのは十数年前。以来、必ず夕食時には帰宅しています。
ご飯を食べながら家族と会話できるようになりました。
小学生だった息子と一緒に風呂に入って、あれこれ話したり教えたりすることもできるようになった。

教育環境

子供が礼儀正しいのにびっくり

こちらに来た時、娘は中1、息子は小3。多感な時期でしたからちょっと心配はしていましたが、何の問題もなく育ってくれました。こっちの学校に行くと子供らが私に「おはようございます」と挨拶するわけです。「富山は教育県」と耳にしてはいましたが、礼儀正しいな、と思いました。
うちの子供、二人とも関西弁だったので、言葉でいじめとかあったらイヤだなと思っていましたが、取り越し苦労でした。二人ともすぐに富山弁をマスター。息子は、学校では富山弁、家では関西弁のバイリンガルです(笑)。

仕事のことを子供と話せる時間があったから

高校まで富山の学校でお世話になって、早いもので姉弟とも今は医学部で学んでいます。子供の頃からご飯の時とか一緒にお風呂に入ったときとか、医者という仕事のことをいろいろ教えられる機会があったから、自分も医者になろうと考えたのかもしれません。

暮らしの環境

バツグンの水と食

大阪で暮らしているときは、浄水器が必需品でしたので、引越しのときに持ってきたのですが、しばらくして「これは必要ないな」と。だって北アルプスから流れ出る天然のミネラルウォーターが水道水なんですから。そんなこともあって、こっちではスーパーやコンビニで水があんまり売れないそうです。
食べ物の質も高いです。海産物はもちろん、米も野菜も美味いです。あまり知られていませんが氷見牛もおすすめです。

マイホームのこと

富山に来てしばらく経ってから家を建てました。
公園も近くにあって、窓を開けたら目の前に立山連峰が大きく見えます。いいところです。
病院の近所にあるニュータウンです。
人口が増えている街なので、子供の声も聞こえる。
いいですね、子供の声が聞こえる街は。

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