ICL(アイシーエル)とは? 眼内コンタクトレンズ(ICL)治療について

眼内コンタクトレンズ(ICL)治療とは

眼内コンタクトレンズ(ICL=Implantable Collamer Lens)治療は、レンズを目の中に入れて視力を矯正する治療法です。
インプランタブルコンタクトレンズを略してICL治療と呼んだり、フェイキックIOL(有水晶体眼内レンズ)治療と呼ばれることもあります。レンズは黒目(虹彩)の後ろ側と水晶体の前面の間に固定しますので外から見てもわかりません。

角膜を削らない視力矯正法で、あざやかな見え方でドライアイや夜間のハロー・グレアの出現が少なく、長期安定性に優れた結果が期待されます。

  • シャープであざやかな見え方が期待されます
  • ドライアイの原因になりにくい
  • 良好な夜間の見え方が期待されます
  • 薄い角膜の方にも対応
  • 生体適合性の高い素材のレンズを目の中に入れます
  • 入院不要の治療で、翌日には快適な視力回復が期待されます
  • 近視や乱視の強い方にも対応
  • 従来型の治療との違い 術前または術中の虹彩切除が不要 房水流路の維持 白内障発症のリスク軽減

ホールICLを使用

HoleICL KS-Aqua PORT

2014年4月に厚生労働省から認可を受けた、光学部に中央に貫通孔を設けたHole ICL KS-Aqua PORT®を使用しています。Hole ICLは従来のICLで必要な虹彩切開が不必要なレンズです。
レーシックによる近視や乱視の矯正では、度数が強く矯正量が大きいほど、角膜をレーザーでたくさん削る必要があり、術後のコントラスト低下やまぶしさが起こりやすいといわれています。一方、ホールアイシーエルは近視や乱視度数に影響を受けにくく 、レーシックと比べて術後のコントラスト低下やまぶしさが生じにくくなります。
これまでのアイシーエルは術前にレーザー虹彩切開をしていましたが、ホールアイシーエルでは不要です。
ホールアイシーエルには乱視矯正タイプ(トーリック)もあり、術前検査で総合的に判断し、トーリックホールアイシーエルを挿入する場合もあります。
将来、必要に応じて一度目の中に移植したレンズを再度取り出すことが可能です。

眼内コンタクトレンズ(ICL)治療の特長

目にやさしい生体適合性の高い素材目の中に入れるレンズは、ソフトコンタクトレンズのような柔らかい無色透明の素材です。
有害な紫外線をカットする機能もあります。
半永久的に使用可能です。

ずっとお手入れ不要、取り出すことも可能目の中のレンズは、くもったり汚れたりしないので、日々のお手入れやメンテナンスは不要です。目の中でゴロつきを感じることもありません。治療後に必要が生じた場合はレンズを取り出して元の状態に戻すことが出来ます。

日帰り治療、回復も早い眼内コンタクトレンズ(ICL)治療の治療は、レンズを専用の器具で目の中に入れます。
麻酔は目薬だけですから痛くありません。また傷口が約3ミリと小さいので回復が早く日帰りで可能です。縫合や抜糸の必要もありません。

角膜を削らない、大きな光学系眼内コンタクトレンズ(ICL)治療なら、角膜を削らないので角膜の形がほとんど変化しません。また光学系が大きく確保できるため、夜間に問題となるハロー・グレアの抑制による、優れた見え方が期待されます。

将来の目の病気の治療に影響を与えません眼内コンタクトレンズ(ICL)治療のレンズは、取り外して元の状態の戻すことができるので、将来白内障などの目の病気になった際に、治療の選択肢が狭まるようなことがありません。

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