看護専門学校卒業
2005年入職
- 子供のころ病気で長く入院していました。
医療には興味はあったものの、理系の勉強があまりにもできないので、進路には選んでいませんでした。
「なんで生きなくちゃならないのかな?」と思っていた19歳ぐらいのとき、仏教の講演会を聞く機会があり、人命の尊さを知らされ、人の命を守る医療の道に入りたいと思いました。 - 病院の理念が仏教に基づいてはっきりしているところが、他の病院にはあまりない特徴だと思います。
また入職当時上司だった看護師さんの笑顔がとても素敵で、親しみやすく、頼りになる方だったこと、病院全体があたたかく優しい雰囲気だったことです。 - 最初は看護助手として入職しました。
医療とは無縁のところから始めたので、すべてが新鮮でした。
看護師になってからは治療に直接関わることが多くなり、患者さんと接する時間が増え、看護師の役割の大切さがだんだんと分かるようになってきました。分かるにつれ、自分の能力もアップさせていきたいと思うようになりました。
入職当時、私が入職する以前から通院されている患者さんが何人もおられて、その方々が「先生(医師)や病院の雰囲気が好き。だからまた来ます」と。そういう声に接するとうれしくてやりがいを感じます。 - アイセンター外来の看護師として、診察介助、治療の準備と介助、手術・入院の予約などを行っています。
今後は、眼科の知識をさらに深めて、患者さんの助けになるよう分かりやすく伝えること。患者さんの不安やさまざまな思いに気づけるようになりたいです。 - 学生時代の実習中のことですが、障害で言葉がはっきり話せない方を受け持ったことがあります。症状の回復は見込めないと言われて、未熟な私にはどうケアすれば良いかが分からず、ただ毎日足浴をしたり、家族の方と一緒に身の回りのことをさせて頂くだけでした。たいして力になれなかったと思っていましたが、実習最後の日、その方がはっきりと「有難う」とおっしゃって泣かれ、うれしいやら申し訳ないやら、私も一緒に泣きました。
看護師になった今でもその時のことは忘れられません。 - スタッフ間で情報を正確にわかりやすく、礼儀正しく伝える力が重要だと感じています。勤務中、頭の中にクエスチョンマークが出てきたら誰かに質問や相談をするようにしています。
また当院の「言葉の教室」で教わった正しい言葉遣いを意識しています。何か言った後で、「あ、今の言葉遣い失敗した」と思うことも…。
また注射や点滴をすることが比較的多いのでスキルアップに努めています。夏に半そでの人の腕をみるとまず血管が見えるか気になってしまいます…。 - プライベートでも仕事でも日頃心がけていることは、相手の気持ちを察知できるように、相手の言葉を聞けるように努めたいということです。
また反対に、私が何を考えているか、どう感じているか、相手に応じて分かるように話すように努めています。自分の思いを双方向でやり取りすることで、問題が解決したり、新たな展開があったりするように思います。 - 今は週1回になりましたが、私が入職した当時は週3回全体での朝礼がありました。他の病院に勤めている方から「そんなにあるの!?」と驚かれました。他の病院に勤めたことがなかったので普通だと思っていました。
- 東北や北海道出身の人から見れば、北陸の冬はたいして寒くはないらしいです。なのでそれほど大変ではありません。
富山は海と山の距離が近いので、どちらにも割とすぐにいけると思います。 もうすぐ新幹線も通ります。 - 心からの親切を目指して、一緒にがんばりましょう!