
射水市内の居宅介護支援事業者等と当院との連携を図り、医療と介護のより良い関係の構築を目指すため、下記の通り開催いたしました。
日時:11月8日(金)13:30~15:30
場所:真生会富山病院 大講堂
内容:
1)研修会(医学講座)
講師 平谷和幸医長
糖尿病療養指導士(看護師)
「糖尿病について」
2)懇話会(真生会の紹介、グループワーク)
場所:当院大講堂
まず、当院 平谷和幸医長より「在宅糖尿病患者の治療とケア(治療困難症例を通して)」という題目で症例(身体所見、検査所見、プロブレムリスト)を説明し、ある病院退院時の状況、外来フォロー、そして、現在の処方状況を紹介しました。
最後に経過、処置を振り返って、管理上の問題点を紹介し、「医療と介護の相加的なサポートにより、延命ができており、医療と介護の連携で粘り強い対応が大切であると思われる。」と結びました。
次に糖尿病療養指導士より、看護相談の現状を実例を通して「患者さん本人の気持ちに寄り添った提案ができない」と感じている点を紹介。患者さんの心理状態を考えながら接する大切さ、看護師さんとの連携の重要性をお話ししました。
その後は、懇話会で各職種や事業者同士で意見交換を行いました。