
当院では、毎年“社会に学ぶ「14歳の挑戦」”の受け入れを行っております。
これは中学2年生が、1週間、学校外で職場体験活動や将来の自分の生き方を考えるなど、成長期の課題を乗り越え、たくましい力を身に付けさせようと行われている中学校の教育の一環です。
普段は患者として訪れる病院ですが、患者さんを受け入れるスタッフの立場、そして、普段は見ること、立ち入ることができない場所での経験を通して、医療のこと、働くということを身体で感じ取ってもらう貴重な体験です。
今年は射水市の小杉中学校と小杉南中学校から6名の中学生が4日間、活動体験をしました。
初日はオリエンテーションの後、姿勢や挨拶の方法を学ぶ接遇トレーニング、そして、幾つかの科を見学し、最後に患者体験を行いました。
2日目、3日目は病棟で実際の看護を体験しました。
最終日は物品管理や施設管理といった病院には欠くことのできない管理業務、スタッフとの交流を行って4日間の日程を終えました。
この体験から、人に接する時の対応の大切さや命の大切さをこれからの人生に活かしてもらえれば、幸いです。