
医療の現場において求められている、効率的・効果的でクオリティの高いサービス実現のために、部門ごとに業務を見直し改善を行っていくのがQC(Quality Control)活動です。
今年も10月~11月にかけて、院内の部署毎で発表会を実施しました。
部署単位でQCサークルを編成し、自ら課題を設定し、PDCA(Plan Do Check Action)サイクルに沿って自発的に業務の効率化を進めています。
◎発表の概要
・中央検査科
テーマ:超音波検査の対応に関する調査
患者の皆様にアンケートを実施し、悪い評価を0%にすることを目標に、
分かりやすい説明や準備を工夫する改善対策を行い、目標を達成。
・物品管理室
テーマ:減らそう!SPDカード・シールの紛失!
SPDカード・シールの紛失を50%に削減することを目標に、
SPDシールの貼り方を工夫する改善対策を行い、目標を達成。
・歯科衛生科
テーマ:当日キャンセル・無断キャンセルを減らそう!
無断キャンセルを1日平均2件以下にする事を目標に、
ポスター掲示や付箋を渡す改善対策を行い、目標を達成。
・医事課
テーマ:バーコードリーダーの説明に時間がとられる!
質問される患者数を3分の2に減らす事を目標に、分かりやすい説明、
受付票ファイルへの案内表示、バーコードリーダーに枠を設置する改善対策を
行い、目標を達成。
・中央手術室
テーマ:これ、どっち?
メディペール50L処分量を4個→1個に減らす事を目標に、感染性廃棄物の
処分方法を統一する改善対策を行い、目標を達成。
◎講評と成績
全チーム素晴らしかったですが、テーマ・改善結果・発表のパフォーマンスなど
総合的に判断しました。
今年の優勝は、メディペール50L処分量を減らす事により経費削減につながり
効果が大きかった、中央手術室と決定しました。