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2016年2月26日(金)

新湊南部中学校で河相医師が講演しました。

【画像】新湊南部中学校で河相医師が講演しました。

2月9日(火)、新湊南部中学校の「働く人に学ぶ講演会」にて、消化器内科・緩和ケア内科の河相医師が、同校1年生に講演しました。

外来・病棟・往診・救急の仕事や、内視鏡・カテーテル・穿刺針等を用いた検査・治療の様子を紹介し、胃アニサキス虫体や出血や癌の写真に驚く生徒も多くいました。

また、命を脅かす病気や治療が及ばないときでも、患者と家族のさまざまな苦しみを和らげる緩和ケアの仕事を紹介。

「聴く」ことで、病状は変わらないけど、患者は苦しみが和らぎ、生きる力が湧き、元気になる。

「苦しみを聴くことは、すべての医療者ができる最大の援助。十数年後、一緒に働きましょう」と締めくくりました。

講演後、生徒さん達から手作りの感想文集をいただきました。特に、病気を治すだけでなく、患者さんや家族の方の苦しみを和らげる「緩和ケア」という分野もあることを初めて知ったという感想が多く、「相手の苦しみを和らげる」という視点が、これからの生き方や職業選択のヒントになったようです。

【画像】治療とケアで苦しみを和らげることに、医療の仕事の豊かな意味と喜びがあると語る河相医師
治療とケアで苦しみを和らげることに、医療の仕事の豊かな意味と喜びがあると語る河相医師

【画像】なかなか聞けない話に生徒さんは真剣に聞いていました。
なかなか聞けない話に生徒さんは真剣に聞いていました。


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