2022年4月20日(水)
二村明広(ふたむらあきひろ)医師(副院長)
認知症は物忘れが最初だと言われます。軽い症状がだんだん重くなるわけですが自分の家がわからなくなったり、昼夜がわからなくなったりします。それが進むとやがては家族の名前や顔もわからなくなります。様々な症状がありますが、中核症状(治らない)と言われるものが代表的です。
・記憶障害
・判断力低下
・話しや言葉が理解できない
・時間場所が分からない
世界で治療薬の開発が進められていますが特効薬はできていません。
現在5人に1人が認知症と言われている中で家に閉じこもっている世の中にしてはダメです。認知症になったら終わりということではなく、認知症でも当たり前に過ごせる社会を目指していかなければならないと思います。
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