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令和4年4月14日(木)

第27回 認知症カフェ

開催場所レストラン・グリーンハット
講師二村 明広 (医師)
一般参加者9名
相談件数1件

令和4年4月14日(木)グリーンハットにて認知症カフェを行い、看護部の新入職員をはじめ一般の方も多く参加されました。

二村明広(ふたむらあきひろ)医師は、
認知症は物忘れが最初だと言われます。軽い症状がだんだん重くなるわけですが自分の家がわからなくなったり、昼夜がわからなくなったりします。それが進むとやがては家族の名前や顔もわからなくなります。様々な症状がありますが、中核症状(治らない)と言われるものが代表的です。

・記憶障害
・判断力低下
・話しや言葉が理解できない
・時間場所が分からない

世界で治療薬の開発が進められていますが特効薬はできていません。
現在5人に1人が認知症と言われている中で、家に閉じこもっている世の中にしてはダメです。認知症になったら終わりということではなく、認知症でも当たり前に過ごせる社会を目指していかなければならないと思います。
と説明されました。

参加者からは、
「ビデオを見て自分の態度を改めようと思った」
「自分で役割を持つことが大事と思った」
「認知症にならないため人と繋がることが大事と思った」
「自尊心を持たせようと思う」
という声が聞かれました。

また、家族にどうしても怒ってしまう。昔のように戻ってほしい願望がある。
愛情一杯で怒ってしまう。どうしたら良いかと二村医師に相談される参加者もありました。二村医師からは「(サポートを)一生懸命頑張っておられるからつい怒ってしまうのだと思うので頑張りすぎないことも大切です。」とアドバイスがありました。

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