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令和5年4月13日(木)

第30回 認知症カフェ

開催場所レストラン・グリーンハット
講師二村 明広 (医師)
一般参加者12名
相談件数0件

令和5年4月13日(木)グリーンハットにて第30回認知症カフェ(カフェなでしこ)が行われました。

今回はビタミンDが大切という二村明広(ふたむらあきひろ)医師の講演からスタートし、食膳栄養科の結川管理栄養士によるカルシウムに関する講義、保健師でもある感染対策室の坂本看護師(保健師)による骨を丈夫にするための運動方法などが紹介され、充実した行事になりました。

二村明広医師は
年々認知症の患者さんが増えており、転倒して骨折される方も増加傾向です。案外と自分の骨は弱いものです。カルシウムが血管の中に取り込まれるのにどうしても必要なものがビタミンDです。ビタミンDが無いとどれだけ良いものを食べても血管の中にカルシウムは取り込まれません。またビタミンDが足りない人ほど認知症になるというデータもあります。認知機能の低下が19倍という論文もあります。骨粗鬆症、認知症予防にはビタミンDが大切ということをよく知っていただきたいと思います。
と説明しました。

食膳栄養科の結川管理栄養士は
カルシウムが不足している方はしっかり摂るようにしましょう。カルシウムの吸収や定着を助けるにはビタミンDとビタミンKが大切です。カルシウムの吸収を邪魔する塩分は控えめにしましょう。
とアドバイスしました。

感染対策室の坂本看護師(保健師)は
「転倒予防で寝たきり、認知症を防ごう」
「骨粗鬆症についての理解を深めましょう」
と題して話しました。

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