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院長通信

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思いやりの心があふれる病院

「医療の質と効率をあげる」

日本が超高齢社会に突入し、医療界全体が大きな変革を
余儀なくされている中、私たちの掲げる理念の実現のため
には、真生会全体の医療の質と効率を上げることが必要です。

効率を上げるとは無駄を省くことです。皆さんの身の回りで
ずっと当たり前にやっている事を、なぜそれを行うのか見直し
てみてください。当初、理由となっていたことも時と共に変わ
っています。見直してみることで改善につながる糸口が見つかる
かも知れません。

医療の質の向上とは、それを構成する 医術、人間関係、環境
という3つの質を高めて行くことです。
医術とは、病の人を1日も早く、日常生活に復帰できるよう
導く力であり、院内のすべての専門技術や患者対応力を合わ
せた、病院の総合力です。人間関係の質とは、患者と職員の
関係ですが、その基礎となるのは職員同士の良好な信頼関係です。
環境の質とは、建物などの療養環境(ハード)と運営システム
(ソフト)であり、療養を後押しする目線で整えられているか
どうかが大切です。
皆さんの仕事はいろいろですが、必ず上記のいずれかにあて
はまります。自分の仕事がどのように、医療の質の改善(=安心、
満足の向上)につながるのか、意識するだけで取り組む姿勢と
結果は変わって来ます。

これらをしっかりと整えて行くために、とくに大切なのが
思いやりの心です。思いやりの心がもとになって行った改善は
必ず安心と満足につながって行きます。人類の幸福に大きく貢献
した大発明の多くは、自分の大切な人を幸せにしたいという思い
が結実したものがほとんどであることからもわかります。
私達のめざす笑顔のあふれる病院は思いやりの心があふれる
病院とも言えるのだろうと思います。

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