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院長通信

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言葉を変えると心が変わる

笑顔のあふれる病院になる裏技をふたつ紹介します。

一つはポジティブシンキングトレーニング。
これは一日の終わりに、その日うまく行ったことや成功したことを3つ
書き出し、なぜそれがうまく行ったか、理由を客観的に評価
するという方法です。これを3か月続けると、脳の幸せを感じる
部分が厚みを増すことが確認されています。

例えば、「苦手な人と今日はとても楽しく話しができた。いつも
なら、その人を避けていたけれど、その日は自分から笑顔で
声をかけたら、相手も笑顔で答えてくれた。まず自分が
笑顔になることが大切だ」という具合です。小さな成功体験を
蓄積することで、自己肯定感が高まり、他人への共感力も増す
と言われています。私達は、つい失敗したことや、うまく
行かなかったことを思い詰め、自己肯定感を低めがちです。

そういう心の負の循環が起きている時、断ち切る方法がふたつめの
裏技で、「ありがとう」とつぶやくことです。辛い時、落ち込んで
いる時、「ムカッ」として来た時、「ありがとう」とつぶやいて
みてください。人間の心は一度に二つの感情を合わせ持つことは
できません。負の感情の中でも、「ありがとう」という言葉に
つられ、ポジティブな感謝の心が出て来て、悪い連鎖を断つ
ことができます。

変えることの難しいのが心ですが、どんなことを口に出すかで
変えることができます。言葉を変えると心が変わり、行動が変化し、
良い結果が生まれます。ぜひお試し下さい。

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