

力をつける
構造改革プロジェクトを通し感じることは、皆さんが力を付けて来られたということです。
経営状況の改善がこのプロジェクトの目的ではありますが、皆さんの力が向上していることを実感し、プロジェクトを立ち上げて良かったと思っています。
力のある人は、次の二つの能力が長けています。
1、自分のやるべきことを正しく知っている。
2、やるべきことを実行できる力がある。
1、やるべきことを正しく知っている。
自分の役割を知っているとも言い換えられます。これには真生会の理念、職員信条、病院ビジョン、年間目標、部署の使命、階層別役割を正しく理解し、かつそれぞれの分野の知識に対する造詣が求められます。
2、実行できる力がある。
実行には、精神力、技術力、体力、いわゆる心技体がバランスよく充実する必要があります。
そして、力がついてくると、「○○らしく」なります。
病院ほど、多くの職種が集まる事業所はありませんが、当院にもたくさんの部署があります。それらが、病院の目指す目標や課題に対し、精密機械の歯車が正確にかみ合って回るように、動き始めていると思います。つまり、とても「病院らしく」なってきました。
それぞれの部署も、昨年の今頃と比べ、ずいぶん「○○(その部署名)らしく」なって来ています。
来年の診療報酬は確実にマイナス改定となるなど、医療機関にとって逆風は間違いありませんが、向上した個々の力、部署の力を結集し強い病院力で向かって行きましょう。