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院長通信

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続ける

今年も17名の職員が勤続20年を迎えられました。

それぞれに真生会らしい職員となられ、20年、継続された努力に敬意を表します。

弓道では、4本の矢を続けて放ち、4本とも的を射ることを皆中(かいちゅう)と言い、達成した場合、観客は敬意をもって拍手をします。

四射とも的を射抜くため必要なものが1本目から4本目まで、それぞれに異なると言われます。

1本目は技術
2本目は体力
3本目は精神力
そして、
4本目が人格

医療も同じだと思います。

磨き抜かれた技術、働き抜ける体力、どんな条件下でも負けない精神力は医療にも必要です。

しかし、最後、人格がないと患者さんの心に届く医療は実践できません。

人格を磨くために必要なことの一つが続けるということです。

正しいこと、自分が行おうと決めたこと。それらを続け抜くことで人格は磨かれます。

ぜひ、簡単には諦めず、続けてもらいたいと思います。人の格を人格と呼ぶように、それぞれの部署にも「部格」があります。

部署の目標や決め事に対し、諦めずにやり抜くことでその部署の部格とも言えるものが高まって行くに違いありません。

この20年勤続表彰を機に、やり抜くことの大切さを改めて見直し、真生会の目指す安心・満足の医療を皆で作って行きましょう。

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