

真生会が目指す医療人
真生会が目指す医療は次のように表せます。
「自利利他の精神に基づき、いつも親切第一、思いやりの心を持って
平等でかけがえのない尊い命を幸せに導く医療」
この医療の対象は患者さんとするとこうなります。
「自利利他の精神に基づき、いつも患者さんには親切第一、
思いやりの心を持って平等でかけがえのない患者さんの
尊い命を幸せに導く医療」
初めは私もこう思っていましたが、不十分だと思うようになりました。
「自利利他の精神に基づき、いつもどんな人にも親切第一、
思いやりの心を持って平等でかけがえのないすべての人の
尊い命を幸せに導く医療」
患者さんだけでなく、職場の同僚にも、職場以外の普段の時もこうなりたいと
思います。勤務時間、患者さんに対してだけ親切第一になれるほど
人間は器用ではありません。
ですから、こういうことです。
「自利利他の精神を身に付け、いつも親切第一、思いやりの心に溢れ、
平等でかけがえのないすべての人の尊い命を幸せに導く人になりましょう」
いつも相手の幸せを願う自利利他の精神を身に付けるのは簡単では
ありませんが、それに近づく具体的な方法はあります。
それは「相手の良いところを見つけられる人になる」ということです。
悪いところに目が行きがちですが、どんな人も必ず自分よりも素晴らしい
ものを持っています。それが見えるとすごいな、自分もそうなりたいと
相手を尊重する気持ちになり、時には言葉にして伝えます。
そうすると自分の周りにはいい人ばかりと幸せな気持ちになり
その反対は自分の周りは悪い人ばかりと悲しい気持ちになってしまいます。
互いを尊重し認め合う関係こそが人も自分も幸せになる第一歩です。