

温かなノンバーバル情報
昨日の全体朝礼では、ノンバーバルコミュニケーションを
テーマにジェスチャーゲームを行いました。
ノンバーバルコミュニケーションとは、言語を使わない
コミュニケーションです。
言葉を使わなくても、結構、伝わるものだと実感された方もあれば
言葉を使わないと難しいなと感じた方もあったと思います。
私はゲームの様子を見ていて参加されたみなさん全員の雰囲気が
とても良かったのが印象的でした。
それは、全員が伝えよう理解しようという気持ちを持って
真剣に、そして、笑顔で互いに向き合っていたことです。
ですから、正解は伝わらなかったチームでも、皆ひとつになれたのでは
ないでしょうか。
一般に言われるコミュニケーションでは、言葉で伝わる情報は1割もなく、
9割以上は非言語の情報やメッセージが伝わります。
心の持ちようが視線や表情となり、姿勢や服装という外見と
相まって温かいノンバーバル情報を作ります。常に自分の発する
ノンバーバル情報を意識してみると、自分から見た周りの雰囲気も
違って見えるはずです。
もうひとつ今回の朝礼で良かったのは、おそらく全員が感じられた
「やってみると楽しかった」という感覚です。ジェスチャーゲーム
という案内に一瞬、引いた人もあるでしょうが、やってみると爽快
ではなかったでしょうか。
行動するには高いハードルがあって越えられないことが多いですが、
小さいハードルから始めてみても同じく爽快感を体感できます。
「いつもならここで黙っているが、ちょっと一言、話してみる」
などです。頑張ったらできる自分を感じる体験は次のステップの
エンジンでもあります。
安心安全な職場づくりの一歩として、温かなノンバーバル情報を
ひとりひとりが小さな勇気と一緒に作ってみましょう。