

幸せに仕事をしている幸せ
今月の全体朝礼では、外来患者満足度の課題についてお話ししました。
特に「待ち時間の長さ」が大きく影響しており対応は必須です。
医師の増員が最も効果的ですが、それが難しい現状では、
診察までの時間を「待つ苦痛」から少しでも和らげる工夫が重要です。
そこで各科では携帯電話呼び出しサービスを使ったり
患者さん一人ひとりに気を配り、努力しています。
最近、患者さんから「受付の対応がとても良く、長時間待っていても
気持ちよくいられる」との声をいただきました。
受付職員の笑顔や親切な対応が、待ち時間のつらさを和らげていると
教えてくださるご意見です。
そのような患者さんは診察室に笑顔で入って来られ、
医師との関係もより良いものになります。
一方、つらい待ち時間の末に受診される方は、
苦痛の表情で診察に臨まれます。
どちらがより良い診療につながるかは明らかです。
受付業務は「事務作業」ではなく「治療の一環」とわかります。
受付に限らず、患者さんと接するすべての職員、
さらには患者さんの目に映る職員一人ひとりが、
治療の一コマを担っています。
これは、皆がやりがいを感じ、幸せに働いている職場であってこそ
実現するものです。
皆で力を合わせ、患者さんにも職員にも幸せがあふれる病院を
一緒に創っていきましょう。