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各科からのお知らせ【真生会デンタルクリニック】2018年5月26日(土)

稲田所長講演会 in 射水市ミライクル館

【画像】稲田所長講演会 in 射水市ミライクル館

平成30年5月25日(金)射水市居宅介護支援事業者連絡協議会からお招きいただき、射水市ミライクル館(射水市西高木)にて稲田所長の講演会が行われました。

「ケアマネ必携 歯科医との連携の仕方」

と題して前半は「口腔ケアの大切さ」後半は「歯科医との連携で大切なこと」を講演。

口腔ケアによって脳血管疾患(脳出血、脳梗塞)、認知症、心疾患(心筋梗塞)、骨粗鬆症、骨折、肺炎、フレイル(虚弱)、糖尿病のリスクを減少できるので国が行ってくださいと推奨していること

自分自身が口腔ケアを行って口腔機能を高める努力をしていなければ対象とされている方に実践できないので、皆さんが対象とされている在宅・施設の方の口腔ケアをどう行えば良いのかという観点で口腔ケアを学ぶことよりまずは自身の口腔機能を高めるにはどうするかを考えてください

と話をしました。

2011年に肺炎と脳血管疾患の順位が入れ替わり、肺炎が死因の第3位になっている。口腔ケアができていないと口の中でもっとも細菌が繁殖する時間帯(就寝中)に知らず知らずのうちに気管に食べかすなどと一緒に細菌が入り込み、いつの間にか肺炎になり、亡くなる方が増えていることを紹介。

①硬い物が食べにくくなった
②汁物を飲むときに時々むせるようになった
③口の中が乾くようになった
④薬を飲み込みにくくなった
⑤滑舌が悪くなった
⑥食事をするのに時間がかかるようになった
⑦食べこぼしをするようになった
⑧食後に口の中に食べ物が残るようになった

ひとつでも当てはまれば口腔機能低下症の検査を受けに歯科医院に行った方がよいと伝えた。

嚥下機能や義歯を改善することでしっかり噛めるようになり、摂食嚥下の機能が高まると患者さんの状態が改善していくので歯医者に相談して欲しい。初めて受診される患者さんは背景を理解するまでに時間がかかるため、より良い連携をする上でもケアマネジャーさんからの情報提供をお願いしたい。と締めくくりました。

【画像】講演を行った稲田雅一所長
講演を行った稲田雅一所長

【画像】デンタルクリニック歯科衛生士の澤谷(左)と寺林(右)
デンタルクリニック歯科衛生士の澤谷(左)と寺林(右)


【画像】嚥下機能を良くするストレッチをレクチャー
嚥下機能を良くするストレッチをレクチャー

【画像】80名前後のケアマネジャーさん、介護サービス事業者さん、介護福祉施設の職員さんが参加されました。
80名前後のケアマネジャーさん、介護サービス事業者さん、介護福祉施設の職員さんが参加されました。


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