
令和1年11月22日(金)第8回地域連携交流会を5階大講堂で開催。
「地域の多問題家族と関わるために」~現状と課題~
と題して心療内科の明橋大二医師が講演。
地域の方で介護が必要な高齢者の子どもが障害者などで引きこもっている方が多い、いわゆる「8050問題」「9060問題」について実際にあった事例も紹介された。
その後、当院スタッフと外部から参加された介護支援専門員や社会福祉士など多職種の皆さんとのグループワークが行われ、意見交換が行われた。
交流会の感想を地域医療連携室室長の阿部に聞きました。
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【阿部】
今回の講義のテーマは、各事業所の方々からも、職員からも「身近にある課題について学べた、大変良かった」との声が多くありました。
明橋医師のお話の中で、課題を抱える本人や家族を支える支援者へのメッセージが特に心に残ったようです。
1. きちんと話しを聞く、対応する → 自己肯定感を高める関わりになる。
2. 無理じいせず、ソフトプッシュで、繰り返し働きかける。
この2点について反響がありました。
また、多職種間でグループワークを行ったことで、ケアマネジャーより、「横のつながりで少しずつ乗り越えていきたい。元気が出た」と感謝の声も聞かれました。
今年も実り多き交流会となりました。
ご参加くださった皆様、また、ご協力くださった皆様、支援してくださり有難うございました。
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