令和４年１０月１８日（火）
デンタルクリニックの稲田雅一院長が高岡厚生センターで講演しました。
テーマ：誤嚥性肺炎予防のための口腔ケア
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【稲田院長】
高岡圏域病院・施設給食研究会の皆様からのご依頼で講演してまいりました。
高岡市、射水市の施設や病院の栄養士や調理師の皆様から構成されている研究会です。
厚生センター会場での直接参加者は１１名。
オンラインで２１施設を結んでのハイブリッド講演でした。
講演内容は、「誤嚥性肺炎予防のための口腔ケア」と題して
魚戸おさむさんの漫画「はっぴーえんど」から胆のうがん末期の
在宅患者さんが口腔機能の改善によって、幸せな生活を取り戻す話。
それをさらに患者さんの症例を通して現実はどうなっているのかを
深堀りして、口腔ケアの大切さをお話しました。
また動物園も超高齢社会になっており、動物の口腔ケアを通じて
高齢者の口腔ケアがいかに大切かを皆さんと楽しく学びました。
会場に来られた栄養士の皆様は、とても熱心な方ばかりで、
私もその聴講姿勢から元気をいただきました。
施設の入所者の誤嚥性肺炎が、入所者の苦しみとなり、施設も
収益減少となり、医療費は膨大になることにも言及しました。
しっかりと口腔ケアを行って、地域が住みやすい社会になるように
これからも多職種連携に取り組んでゆきたいと思います。
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参加された方から、以下の感想が届いたそうです。
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【Aさん】
口から食べる大切さ。そのための口腔ケアの必要性や義歯の大切さなど
大変勉強になりました。楽しくてあっという間に時間が過ぎました。
歯科の先生とは、なかなか接点がなく利用者様の都合の悪い時だけ
診てもらうというのがほとんどで、定期的に診てもらう方はほとんどおられません。
これからの施設の課題でもあると思いました。
これからもよろしくお願いいたします。
【Bさん】
本日、高岡圏域病院・施設給食研究会１０月研修会にて、
お忙しい中ご講義くださり、どうも有難うございました。
お土産の本や冊子なども皆さん喜ばれ、お心遣いに感謝いたします。
口腔ケアについての学びを得る以外に、稲田先生から
たくさんの元気もいただき、本当に楽しい時間を過ごすことができました。
寝る暇は、少しもありませんでした！
会場で参加された方からも、本当に良かったと、皆さん笑顔でした。
口は一番最初の消化器になります。その大事な機能と栄養の関係や
重要性を改めて学ぶ、よい機会となりました。
今回、口腔ケアをされる側が不快と感じないよう、される側を体験し、
する側としてのスキルも学ぶ機会があると良いなと思いました。
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2022年11月1日(火)
