令和4年10月20日木曜日
当院心療内科部長の明橋大二医師が教育新聞の「HSCを通して見える誰もが安心できる教室」の取材に答えました。
明橋医師は不登校の子どもと接しているうちに、「先生の叱る声が怖くて学校に行けない」「給食でいつもと違う味がして、無理やり食べさせられて吐いてしまったのがトラウマになった」という子ども達の存在に気づいた。
教師にこの話をすると以前からそういう子どもはいたという答えが返ってくるがそういう子どもたちを1つの「特性」として理解することが広がらなかったために結果として不適切な対応がなされたり、学校に居づらくなったりする子どもが出てくることにつながった。
問題のある子ばかりに教師の目は行きがちだがその陰でひたすら我慢してしんどい思いをしている子どもが居ることを知ってほしい。それには互いの長所を認め合うことが重要であり、
HSCは他人が気づかないことに気づき、危険をすぐに察知したり、つらい思いをしている子に寄り添ったりできるのでそういうところを教師も周りの子どもたちも認められるようになれれば良い。HSCは特別な存在ではなくHSCに必要な支援はみんなに必要な支援で多様性を受け入れる社会づくりにもつながると話した。
上記の内容は教育新聞のサイトページからより詳しく読むことができます。
■【共に学ぶ】HSCを通して見える 誰もが安心できる教室
https://www.kyobun.co.jp/news/20221020_03/