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病院からのお知らせ【メディア[TV]】2022年12月17日(土)

消化器センター長の真野鋭志医師が富山テレビ「ライブBBT」に出演しました

【画像】消化器センター長の真野鋭志医師が富山テレビ「ライブBBT」に出演しました

令和4年12月13日火曜日
富山テレビ「ライブBBT」『ライブヘルスケア』という健康情報をお伝えするコーナーの取材を消化器センター長の真野鋭志医師が受けました。

忘年会や新年会など、なにかとお酒を飲む機会が増えることから、
改めて「お酒と健康」について考える特集企画でアルコールの正しい知識を伝える内容です。

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【真野医師】

日本人全体のアルコール消費量は少しずつ現象していますがアルコールで健康を害する人は増えていると言われています。女性でお酒を飲む人も増えていますし、肥満やメタボの人がお酒を飲むと肝臓への害がより強く出ます。

アルコールを飲むと肝臓で代謝され、アセトアルデヒド(毒性物質)に変えられ、その後、無毒化されてアセテート(酢酸)となり、最後は水と二酸化炭素になって体外へ排出されます。

注意点はアセトアルデヒドを分解し無毒化する力が人によって違うことです。
日本人の約40%はその働きが弱いと言われていますので注意が必要です。

アルコールによる健康被害には図で示したような5つの病気が代表的にあります(★)
また、ガンのリスクを高め、口腔がん・咽頭がん・食道がんのリスクが4~5倍になります。

健康を害さないお酒の適量は成人男性なら1日にアルコールは20gまでです。
ビールなら中瓶1本、または、ロング缶(500ml)1本、
日本酒は1合(180ml)、ワインならグラス1杯(120ml)、
焼酎は度数が高いので原液で100ml以下です。
(女性や高齢者は青年男性と比べるとアルコールを分解する力が弱いのでこの適量の2/3程度が推奨です)

この適量を守ることと週に2日は肝臓を休める休肝日を設けることが大切です。眠るためにお酒を飲まれる(寝酒をする)方がありますがアルコールは睡眠を浅くする働きもあるのでだんだん眠れなくなり酒量が増えてしまう場合もあります。アルコール依存症になる前に専門医に相談するようにしてください。
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