令和５年２月１４日火曜日
富山テレビ「ライブBBT」『ライブヘルスケア』という健康情報をお伝えするコーナーの取材を整形外科部長の太田悟医師と真生会なつめ鍼灸院の原和代鍼灸師が受け、『冬の肩こり対策』について寒さが原因の肩こりやその予防法と解消法を答えました。
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【太田医師】
肩こりにはパソコンやスマホを同じ姿勢で見続けたり、寒さが筋肉の緊張を高めて血流を悪化させたり、さまざまな原因があります。首は頭を支えるため多くの筋肉が集まっている場所ですが首や肩にかかる負担は大きく筋肉のこわばりが起きやすいです。
肩こりを改善する方法にもいろいろあります。寒さが原因の肩こりであれば首や肩に温かいシャワーを当てたり、お風呂に入ってゆっくりすることで首や肩が温められ改善するかもしれません。
もっとも効果的なのは「肩こり体操」などの運動療法です。
（肩こり体操）
・肩甲骨をゆっくり上下に動かす
・肩甲骨を前後に動かし背筋をのばす
・背伸びをする
気をつけないといけないのは何ヶ月、何年も肩こりがあって改善しない場合です。脊椎や脊髄の病気、骨の異常、高血圧症、眼精疲労、心意的ストレスが原因になっている場合もありますのでそういう場合は適切に医療機関を受診してください。
【原鍼灸師】
鍼やお灸でツボを刺激することも効果的です。人差し指と親指の間にあるくぼみを合谷（ごうこく）と言いますが頭痛と眼の症状に効果があります。また、小指を少し下がったところにあるくぼみを椀骨（わんこつ）と言いますが、そこを痛気持ち良い程度の力で押して首を左右に動かし動きやすさを感じたら効果があります。いずれも３０秒～１分程度押してみてください。
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2023年2月21日(火)
