令和5年3月5日(日)富山県歯科医師会館にてデンタルクリニックの稲田雅一院長が、令和4年度「歯科医師認知症対応力向上研修会」の講演演者として90分間講演を行いました。
目的は、「歯科医療従事者が認知症にかかったご本人とそのご家族を支えるために必要な基本知識を習得し、医療と介護の連携の重要性を学ぶことにあります。そして認知症に早期に気づき、かかりつけ医と連携し、認知症患者に適切な歯科医療や口腔管理を提供できるように支援体制の構築の担い手になる」ことです。
会場とオンラインのハイブリッド講演で、受講者は138名でした。
稲田院長に講師を務めた感想を聞きました。
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午前9時から午後12時45分までの時間帯で、3名の講師が話しました。
最初は、富山県厚生部高齢福祉課の中家立雄さん。
「富山県の認知症施策について」
次に、南砺市民病院口腔外科医長の木村依世先生。
「認知症の基礎と歯科的対応 ~病院歯科で経験した事例を中心に~」
最後に私が、
「認知症対応、、あるある、これからの歯科医療どうする
~こまった人はこまっている人、認知症に向き合う~」
と題して講演しました。
漫画「はっぴーえんど2巻」から認知症のエピソードを資料として また自院の症例も含めてお話いたしました。また、当院の劇団チップスの認知症寸劇もお披露目しました。
長時間の講演でしたが、多くの方にご参加いただき、無事終了することができました。65歳以上の5人に1人が認知症といわれる時代です。すべての人が住みやすい地域になるため、しっかり学び、これからも様々なことに取り組んでゆきたく思います。
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