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病院からのお知らせ【メディア[TV]】2023年5月8日(月)

皮膚科の花川博義医師がBBTのライブヘルスケアに出演しました

【画像】皮膚科の花川博義医師がBBTのライブヘルスケアに出演しました

令和5年5月2日(火)皮膚科の花川博義医師がBBTのライブヘルスケアに出演しました。ゴールデンウィークに外でレジャーという方もあるのでこの時期から対策をしたい紫外線について肌に及ぼす影響などについて答えました。

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【花川医師】

紫外線対策は今が一番大事な時期です。7月・8月はたしかに強いですが、紫外線トラブルが一番多いのは5月・6月です。冬は紫外線が弱いのでこの時期は皮膚が慣れていません。そんなところに5月大量の紫外線を浴びると皮膚が真っ赤になり日焼けします。そのためか大型連休明けに日焼けトラブルが多いのです。

若い頃から紫外線対策をしていないと40歳を過ぎてシミ、50歳を過ぎてシワ、60歳を過ぎると皮膚がんのリスクが高まります。シミに悩む男性が増えていますが皮膚がんは女性よりも男性の方が多いのです。

紫外線対策するにはなんと言っても日焼け止めですが総合力の話なので日焼け止めだけに頼らずツバが大きい帽子、マスク、UVカットメガネ、UVカットの洋服やストール、アームカバーなどを活用してください。

目から紫外線が入ると体が危険を感じてメラニン色素が増えます。メラニン色素が増えるとシミが増えます。

日焼け止めのポイントは大きく3点です。重要なのは頬、こめかみ、手の甲といったシミができやすい3箇所にしっかり塗ることです。時間があれば念入りに肌が露出するところに塗れば良いですが、忙しい時はこの3箇所にしっかり塗ってください。日焼け止めはSPF50や30と数字が書いてあります。数字が大きいほど効果が強いと思ってもらって良いですが、肌への負担を考えて普段は数字が低いものを使い、運動会やレジャーの時は数字が高いものを使うと良いですね。

数字よりも大切なのは塗る量で日焼け止めは2回塗った方が良いです。1回塗ってしばらくしてからもう1回塗るのですが効果が倍違います。

曇り空でも半分は紫外線が届いていることも知っていただきたいです。曇りの日に1時間外で作業するのは炎天下で30分外に居たことと同じです。曇っていても紫外線対策は大事なので子どもの頃からの対策が望ましいですが今からでも遅くはありません。

ただ、日光が悪いということではなく健康のためには適度な日光浴も必要です。お話ししたとおり浴びすぎてはシワやシミの原因になりますから正しく対策をした上で適度な時間、屋外での遊びを楽しんでいただきたいと思います。

もし、日光を浴びすぎて真っ赤に日焼けしてしまったら濡らしたタオルなどで熱を取ってください。
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