
令和6年10月4日(金)、当院5階大講堂で第9回地域連携交流会を開催しました。
地域連携交流会は介護・福祉に携わる皆様との顔の見える関係づくりを目指して、
平成24年(2012年)に始まりました。毎年開催してきましたが、コロナ禍で中断。このたび5年ぶりに開催することができました。
今回の参加者は、居宅介護支援事業所のケアマネジャー、当院の医師、看護師、薬剤師、医療ソーシャルワーカー等でした。
はじめに、射水市役所 福祉保健部 政策調整監の小見 光子(おみ てるこ)先生から「射水市における重層的支援体制~現状と課題~」と題してご講演いただきました。「ダブルケア」「ひきこもり」「障がい者のみの世帯」など、個人・世帯が複数の生活上の課題を抱え、一つの支援機関だけでは解決に導くことが難しくなっています。
小見先生から射水市の取り組みと現状を解説していただいた後、具体的な事例をテーマにグル-プごとに意見交換。参加者から「視点の違う意見を聞けて有意義だった」「連携を深めていきたい」といった感想が聞かれました。