
平成30年1月26日(金)二村医師が小杉文化ホール ラポールで出張講座の講師を務めました。
テーマは「腎臓病と日常生活」
射水市ヘルスボランティア小杉支部の研修会として開催されました。
・血液の解毒作用
・塩分やミネラルの調整
・身体から余分な水分や要らないものを老廃物として排出する
といった【腎臓の役割】を動画や画像を駆使して紹介。
また、
・尿量の減少
・呼吸困難
・倦怠感
・貧血
・高血圧
・食欲不振
といった【腎臓が悪くなった時のサイン】についても詳しく説明しました。
腎臓が機能しているから私たちは食べたり飲んだりできるのですが、腎臓が機能しなくなると尿を作ることができなくなるので尿毒症になるそうです。そうなると血液透析に頼るしかなく一旦、透析になると週3日、1回4時間の透析を受け続けなければならなくなり日常生活に大きな負担が生じるため予防が大切だと訴えました。
現在、日本人の8人に1人がCKD(慢性腎臓病)と言われており、大きな原因として生活習慣があげられるそうです。
喫煙や肥満、運動不足による生活習慣リスクをいかに抑えるかがポイントであり、腎臓がどういう状態か自覚症状がある場合は特に検査を受けることが大切だと聞きました。
真生会にはCKD指導外来があり、チーム医療で地域の皆様の腎臓をお守りします!!