
令和7年7月24日 社会福祉法人小杉福祉会 特別養護老人ホーム 太閤の杜さまのご依頼で当看護部の梅田(感染管理認定看護師)、上水(特定看護師(創傷管理関連))が出張講座で講師を務めさせていただきました。
介護施設での感染対策と褥瘡対策というテーマで約20人の方が聞かれたそうです。
梅田と上水に講義の内容など聞いてみました。
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【質問者】
Q.講義の内容を教えてください。
【梅田】
A.「感染対策の基本と入浴に関連した感染対策」と題し、
感染対策の基本と白癬菌、レジオネラ感染症についてお話しました。
【質問者】
Q.感染管理の専門分野の視点でお伝えしたことで、印象に残ったことや
今後の展望などがあれば聞かせてください。
【梅田】
A.感染対策は、基本(標準予防策)の徹底が大切です。
これを再認識できたとおっしゃっていただけました。
次にお伺いできる機会があれば、ご施設内をラウンドし、
現状を踏まえた内容でお話したいと思います。
【質問者】
Q.講義の内容を教えてください。
【上水】
A.今回は、体位変換のペースや褥瘡の処置についての内容を希望されたため、
「体位変換の工夫と褥瘡処置の基本」をテーマにお話ししました。
特別養護老人ホームでは、寝たきりや活動量が低下している入所者が多くいらっしゃいます。
そうした背景を踏まえ、褥瘡予防の基本となる体位変換のタイミングやポジショニング、実際に褥瘡ができてしまった際の処置方法を中心にお伝えしました。
【質問者】
Q.創傷管理の専門分野の視点でお伝えしたことで、印象に残ったことや
今後の展望などがあれば聞かせてください。
【上水】
A.講義の中で褥瘡の実際の写真をお見せした際、参加された職員の皆さんが
とても真剣な表情で見入っていたのが印象に残っています。
その真剣な眼差しから、褥瘡への関心の高さや「もっと知りたい」という
思いが伝わってきました。
また、勉強会の後に、「なかなか治らない褥瘡があって困っている」
「ぜひまた来て、ポジショニングの相談に乗ってほしい」とお声がけもいただきました。現在、在宅や施設への同行訪問の準備を進めているところです。
講義だけで終わらず、現場に寄り添った継続的な支援に繋げていきたいと思っております。
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