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アレルギー性鼻炎(花粉症)の高周波電気療法について

高周波電気療法は、アレルギーを起こしている鼻の中の粘膜を特殊な医療用電流を流して、正常の粘膜に変える治療です。

どういう人に有効ですか?

<一年中アレルギーの薬を飲んでいる重症のアレルギー性鼻炎の方>

薬を止めるとすぐにくしゃみや鼻水が出て、薬がなかなか止められないという方は、この治療をお勧めします。

<花粉症の方>

花粉の飛ぶ2ヶ月くらい前にアレルギーの粘膜を少しでも減らしておくことで、症状を和らげることができます。

どのように治療するのですか? 痛みはありますか?

外来ですぐに治療することができます。
鼻の中を薬を付けた綿で麻酔するので、痛みはほとんどありません。熱い感じや、ピリッとした感じがすることもあります。

一生効果があるのですか?

効果の長さは人によって異なります。長い人は一生効果がありますが、平均数年という方が多いです。

完全に薬を飲まなくて良くなりますか?

例えば、100あるアレルギーの細胞を20くらいに減らすと考えてください。ゼロにはできませんので、その時々に応じて薬の加減は必要です。もちろん症状がなければ薬は不要です。
また、強い薬から弱い薬へ、毎日飲んでいたのを2、3日に1回に減らすこともできます。薬を飲まずにアレルギー治療のスプレーだけで良くなる方もあります。

費用はどのくらいかかりますか?

保険適用で、約3,500円です。

高周波電気療法後の通院は?

一時的に粘膜がはれたり、かさぶたができたりするため、その治療に何回か通っていただきます。2、3日鼻に血が薄く混ざることがありますが心配ありません。
治療当日だけ入浴を控えてください。

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