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滲出性(しんしゅつせい)中耳炎とは

どんな病気?

鼓膜の奥(ここを中耳と言います)に水がたまる病気です。

なぜ水がたまるの?

プールやお風呂の水が入るのではなく、体の水分が鼻風邪などをきっかけにたまります。急性中耳炎の後、滲出性中耳炎に変わる場合もあります。

症状は?

耳が聞こえにくくなりますが、水が取れれば聞こえるようになります。

どうしたら治る?

薬と「風通し」をします。「風通し」とは、鼻から耳に空気を入れて水を乾かす治療です。お子さんの場合は、風船のような道具を使い、「ガッコ!」と発音してもらい空気を通します。大人では、管を使います。2週間しても水が取れない場合は鼓膜を切開して水を出します。

鼓膜を切っても大丈夫?

大丈夫です。鼓膜は切っても何度でも再生します。

何回も繰り返す場合

鼓膜にチューブを入れて乾かします。チューブは自然に取れます。短いと1ヶ月、長いと2年入れたままにします。チューブが入っていても耳掃除は普通にできます。お風呂、洗髪も大丈夫です。プールは医師に相談してから入ってください。



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