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重症・最重症のスギ花粉症に対する抗IgE抗体の注射

当院では、重症・最重症のスギ花粉症患者さんに対して、抗IgE抗体の注射を行うことができます。

この注射は花粉症の方に最初に行う治療ではなく、重症で他の治療を行っても改善しない方が対象です。
まずは、内服薬や点鼻薬による治療、鼻粘膜焼灼術、舌下免疫療法を行うことが重要です。それでも改善しない場合にこの注射を行うことが出来ます。 

対象となる方

抗IgE抗体注射の対象となる方は、以下の条件をすべて満たす方です。


初回投与前の総IgE値および体重に基づき、投与量や投与間隔(薬剤費)が決定されます。詳しくはこちらをご参照ください。

投与の流れ

<1回目受診>
診察、検査を行いスギ花粉症と診断し、内服や点鼻薬などの標準的な治療を行う。(症状が出始めたら早めの受診をお勧めします)

<2回目受診(1~2週間後)>
症状が改善したかどうかを確認し、改善しなければ採血を行う。

<3回目受診(1週間後)>
採血結果を確認し抗IgE抗体投与の条件を満たせば注射を行う。

その後は、2週間あるいは4週間毎に注射を行います。(患者さん毎に注射の間隔や回数は異なります)花粉が飛び終わって症状がなくなれば終了です。

上記をよくご確認の上、ご希望があれば担当医にご相談ください。

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