令和４年２月１５日（火）１４時～１５時、第１回いみずケアミーティングを開催しました。
介護・福祉に携わる皆様との顔の見える関係づくりを目指して、平成２４年（２０１２年）より「地域連携交流会」を開催してまいりました。コロナ禍で近年は開催を見送っておりましたが、今年から「いみずケアミーティング」と名称を変更。射水市内に５つある地域包括支援センターの圏域ごとに開催する運びとなりました。
（※感染状況により、今回はオンライン開催でした。）
第１回は、当院が位置する大門・大島地区の地域包括支援センター、居宅介護事業所、小規模多機能型施設からご参加いただき、２つのテーマで話し合いました。
１、コロナ禍における退院支援
面会禁止の状況下で患者さんと会えないため、サービス調整が難しくなっているとのご意見が多数聞かれました。リモートカンファレンスを導入しているものの、限られた機会ではご本人の思いや、身体状況を十分に把握できない現状があります。退院支援に必要な情報のやりとりをどのように行っていったらよいか、話し合いました。
２、独居・サービス未利用者等の地域との関わり
独居の方、受診を拒否されている方、サービスが必要な状態でありながら受けておられない方への関わり方について意見交換しました。ご本人、ご家族の思いを十分に聞き、尊重しながら、医療、介護専門職の立場で必要な支援を提供するにはどうすればよいか。工夫している点が発表されました。
ケアマネジャーが見ている「地域と利用者」、病院から見える「地域と患者」、それぞれの視点を融合することで介護と医療の連携が強化され、射水市がより住み良い街となるよう一緒に考えていく機会として、今後も定期的にいみずケアミーティングを設けていきたいと思います。
2022年3月17日(木)
