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病院からのお知らせ【お知らせ】2022年3月24日(木)

「自利利他の精神とコミュニケーション」をテーマに講義(富山県下救急隊研修会)

【画像】「自利利他の精神とコミュニケーション」をテーマに講義(富山県下救急隊研修会)

令和4年2月24日(木)、富山県下救急隊研修会にてPTS(患者満足)推進室 室長の山田梨恵子が講義を行いました。テーマは「自利利他の精神とコミュニケーション」です。昨年4月に射水市消防本部で講師を務めたコミュニケーション勉強会が好評であったことから、依頼をいただきました。

救急隊の方は急を要する状況で的確な情報収集が求められるため、「相手に対して威圧的な態度になってしまう」など、コミュニケーションに課題を感じておられるとのこと。

当法人のコミュニケーションの基礎である法人理念の「自利利他の精神」から、コミュニケーションを取るうえで大切にしていることをお伝えしました。

受講された救急隊員の方からは

「出動が重なったときなど、救急要請時に態度や語尾が強くなっている自分を再確認し反省した」

「緊急時という余裕がない時にこそ相手を思いやる接遇が必要だと思う」

などの感想をいただきました。


【研修会を終えて:山田梨恵子】

この度、県内全域の救急隊員の皆様に、自利利他の精神に基づいたコミュニケーションについてお話しさせていただく、貴重な機会をいただきました。傷病者の方のみならず、その場に居合わせたご家族や関係者もまた、心は不安いっぱいで、苦しんでいる方々です。

病気や怪我の程度の軽重と、苦しみの大きさ・深さは比例しないこと、相手の苦しみを思いやることで良好なコミュニケーションを取ることができ、迅速な情報収集につながることをお話しました。

また、思いやりの心(自利利他の精神)を相手に伝えるために必要となる接遇スキルについても、具体的にお話させていただきました。真生会が大切にしている心とコミュニケーションが、救急活動の一助になれば幸いです。

(※新型コロナウイルス感染拡大のため、オンラインで県内の各消防署へ配信されました)

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