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病院からのお知らせ【メディア[TV]】2023年07月10日

内科医で副院長の二村明広医師がBBTのライブヘルスケアに出演しました

【画像】内科医で副院長の二村明広医師がBBTのライブヘルスケアに出演しました

令和5年7月4日(火)内科医で副院長の二村明広医師がBBTのライブヘルスケアに出演し、今の時期に気をつけたい熱中症について答えました。

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【二村医師】

身体に熱がこもった状態が熱中症の原因です。汗をかかないような湿度が高い部屋や、風通しが悪い部屋に居ると気温が上がっていなくても熱中症のような症状が出ることがあります。

熱中症が起こりやすいのは季節の始まりで、まだ身体が低い気温に慣れている時期に急に暑くなると起こりやすいです。人の身体は熱が高まるのを調整することができますが体調や環境などの要因が重なり発症します。

よく症状として挙げられるのは
・足がつる
・痙攣する
・立ちくらみ
・めまい
・筋肉の痛み
・こむら返り
などです。

このような症状が出た時は涼しい場所で横になって休み、身体を冷やすことが大切です。ペットボトルを口に当てて自分で飲めるかどうかも確認してください。
そういうこともできない状態であればすぐに病院に来てほしいと思います。

対策としてはこまめに水分摂取ができる環境に居てほしいと思います。
スポーツする人はスポーツドリンク、外で仕事をする人はいつでも水分を摂れるように用意しておくことが大切です。

熱中症になってしまった時に身体を冷やす場所ですが首や脇の下、足の付根がよいです。熱中症の約4割は室内で起こっており、自覚症状が乏しいために気がついたら熱中症になっている場合が多いです。夜にエアコンを入れるのを嫌う方も居られ、発症する場合もありますので気温は28度以下、湿度は50%~60%を保つなど室内に居る時は温度と湿度を必ずチェックしましょう。

熱中症には初期段階が必ずありますのでその時点で対処できれば大きな問題にはなりません。対処を誤って風邪症状だと思い込み、様子をみると実は熱中症だったということもありますので注意が必要です。
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放送内では熱中症の応急処置としてより効果的に身体を冷やすには「手のひら」「おでこ」のどちらを冷やせば良いかクイズも出されました。答えは「手のひら」で手のひらや足の裏を冷やすと深部体温を下げられると二村医師が紹介しました。

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