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リバース型人工肩関節置換術

当院では、一次修復困難な腱板大・広範囲断裂、腱板断裂性関節症、関節リウマチ、陳旧性脱臼、変形性肩関節症、上腕骨近位端骨折等、を対象にしています。
退院後の、リハビリ通院の回数も少なく、遠隔地の方でも安心して手術を受けていただいています。また、退院後の自主訓練として、バンザイ体操をお勧めしています。
寝た状態で、ゆっくりと背伸びする様に行います。
反対の手も添えてゆっくり行うと、効果があります。


症例

88歳 女性 関節リウマチ

他院で、ステロイドのみの治療が続き、関節窩後方の骨欠損も進んでいました。疼痛、可動域制限が進み、リバース型人工肩関節置換術を施行しました。術後は、抗リウマチ薬も投与し、コントロールは良好です。

術前
術前
術後
術後

80歳 変形性肩関節症状

挙上が60°程度と拘縮が強く、痛みが続いた患者さんです。
術後2ヶ月で、挙上110°、痛みも軽減しました。高齢であり、腱板損傷も見られた為、解剖学的な従来の人工関節よりも、リバース型人工肩関節置換術が良い適応でした。

術前
術前
術後
術後

83歳 女性

転倒により右上腕骨近位端骨折の粉砕型です。レントゲン写真では分かりにくいのでCTを撮影しました。骨頭は腋窩部に転落し、4パート骨折でした。リバース型人工肩関節置換術の良い適応です。遠位はセメント固定、近位は結節部をしっかりと縫合固定し、早期にリハビリを開始しました。

術前
術前
術後
術後

参照

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